雇用統計の指標発表があた。最初、エントリ失敗で損切りになる。
その後、ロットを下げて反発を狙ってトレードし、過去最高の129pipsを取れた。最終的には損切り分は取り戻せた。
エントリと決済の位置は下図の通り。
下図の1か所(緑矢印で買いエントリ、赤で決済)をChatGPT先生に分析してもらった。結果は以下の通り。
1. 現状のトレードの分析
- 緑色の矢印(買いエントリ): 緑色の矢印で買いエントリをしていますが、エントリポイントは上昇トレンドが始まる少し手前で、タイミングとして悪くはありません。ただし、すぐに下落しているため、損失に繋がる可能性がありました。エントリの根拠や指標(移動平均線、サポートラインなど)をしっかりと確認した上でのエントリが必要です。
- 赤色の矢印(決済): 赤色の矢印での決済は、上昇トレンドが少し進行した後の適切な場所に見えます。ただし、この地点はまだ明確なトレンドの終わりではなく、さらに上昇する余地があった可能性があります。
2. 改善点
- エントリのタイミング: エントリの際には、トレンド転換のサインや支持線を確認することが重要です。このチャートでは、移動平均線がクロスする直前にエントリをしているため、クロス後にもう少し待ってエントリを行うことで、より安全なタイミングを図れたかもしれません。
- 決済のタイミング: 赤色の矢印で決済するのも悪くないですが、その後も上昇トレンドが続いているため、決済を少し早めにしている可能性があります。利食いの目標を設定する際に、次のレジスタンスラインや、より強い売られ過ぎ・買われ過ぎシグナルを見て決済ポイントを考慮することが重要です。
3. より適切なエントリポイント
- エントリの改善案: 赤色の矢印の手前で、移動平均線がクロスする箇所があります。ここで売りエントリを行うのがより適切かもしれません。このクロスは下降トレンドへの転換を示唆しており、売りのタイミングとして有力です。
- 他の指標を活用する: MACDやストキャスティクスを追加することで、さらに精度の高いトレードが可能です。特に、MACDのクロスや、ストキャスティクスの売られ過ぎ・買われ過ぎゾーンを確認し、エントリや決済のタイミングを判断できます。
まとめ
- エントリの改善: 移動平均線がクロスする場所でのエントリがより良いタイミングだった可能性があります。
- 決済の改善: 決済のタイミングはトレンドの強さを見極め、さらに利益を伸ばす余地があったかもしれません。
ストキャスティクスを推薦しているのだが、RCIの方を使った場合を聞いてみた。
RCI(Rank Correlation Index)を使うことは、特にトレンド転換や相場の過熱感を捉えるために有効です。RCIを利用する際の利点と欠点を説明し、ストキャスティクスと比較してどのような場面で有効かを考察します。
RCIとストキャスティクスの違い
- RCIの算出方法: RCIは、価格の順位相関係数を使って、現在の価格が過去の価格とどのように比較されるかを数値化したものです。+100が買われ過ぎ、-100が売られ過ぎを示し、0付近で相場が中立であることを示します。
- ストキャスティクスの算出方法: ストキャスティクスは、一定期間内の高値と安値の範囲に対して現在の価格がどこに位置しているかを示し、%Kと%Dという2本の線でクロスやトレンド転換を判断します。
RCIのメリット
- トレンド転換の検出: RCIは、特にトレンド転換時に有効です。価格の順位相関に基づくため、価格の動きが過去の傾向と大きく異なる場合、RCIは急激に変化しやすく、早めに転換サインを提供することがあります。
- 過去の価格動向に敏感: RCIは、一定期間の価格変動に敏感に反応するため、相場の強弱感を捉えやすいです。特に、短期的な価格の歪みや過熱感を捉えるのに役立ちます。
- 買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンの明確さ: RCIは+100や-100という明確な基準があり、これを基に逆張りや順張りの判断ができます。明確な数値により、感情に左右されないトレードが可能です。
RCIのデメリット
- レンジ相場でのノイズ: レンジ相場ではRCIが頻繁に+100や-100に達し、何度も買い・売りシグナルが出る可能性があります。そのため、トレンドがない相場では誤シグナルが多発することがあります。
- パラメータの調整が難しい: RCIは期間設定によって動きが大きく変わります。短期に設定すると過敏に反応し、長期に設定すると反応が遅くなるため、適切なパラメータの選定が重要です。
- トレンド相場での逆張りリスク: RCIは過熱感を示すため、強いトレンド相場では「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」のサインが出ても、それが逆張りとなり、トレンドの勢いに逆らう形になることがあります。
ストキャスティクスとの比較
- 敏感さ: ストキャスティクスは%Kと%Dのクロスを基にした売買サインが特徴で、クロスに基づいた判断がしやすいです。一方、RCIは単純なラインでの過熱感を示すため、よりシンプルな指標とも言えます。
- ノイズ耐性: ストキャスティクスはクロスの発生頻度を調整できるため、レンジ相場での誤シグナルをある程度抑えることができます。RCIは+100や-100に頻繁に達するため、ノイズが多い環境ではストキャスティクスの方が安定的かもしれません。
RCIを使う場面
- トレンド転換を早く捉えたいとき: RCIは過去の順位相関に敏感なため、トレンド転換時に素早くシグナルを出す傾向があります。これを利用して、トレンドの開始や終了を狙うエントリーが可能です。
- 過熱感を確認したいとき: RSIやストキャスティクスと同様に、RCIも過熱感を確認するのに使えますが、RCIは順位に基づいているため、特に価格が短期間で大きく動いたときに有効です。
RCIの利用法
- 併用の提案: RCIをストキャスティクスやMACDと組み合わせて使うと、それぞれの長所を活かしたトレードが可能です。例えば、MACDでトレンドを確認しつつ、RCIで過熱感を確認し、エントリーポイントを絞り込む手法が考えられます。
結論
- RCIはトレンド転換や相場の過熱感を素早く捉えるためには非常に有効です。しかし、レンジ相場では誤シグナルが発生しやすいというデメリットもあるため、トレンドが発生している場面では活用しやすいです。
- ストキャスティクスやMACDと併用することで、より精度の高いトレードができる可能性があり、それぞれの指標が補完し合う形で、よりバランスの取れたトレード戦略を構築できるでしょう。